青汁の飲みすぎはこんなにも恐ろしい!正しく青汁を飲むために気を付けるべきこと

青汁は健康に良い飲み物として広く知れ渡っていますが、それではたくさん飲めばより高い健康効果が期待できるのでしょうか?

実は、健康に良いと言われている青汁でも、飲みすぎると恐ろしい副作用が起こる危険性をはらんでいるのです。

今回はそんな青汁の飲みすぎにより起こる副作用と、正しく青汁を飲む上で気を付けるべきことについてお話しします。

青汁の飲みすぎによって起こる副作用

青汁を飲みすぎてお腹の調子を悪くした女性
まずは簡単に、青汁の飲みすぎにより以下のような症状が起こる可能性があります。

  • 下痢、軟便、便秘
  • ビタミン過剰症
  • 高カリウム血症

青汁は体に良い飲み物のはずなのに、飲みすぎるとこのような副作用が起こる可能性が高まってしまうのです。

飲みすぎによりこのよな副作用が起こるのも、青汁に豊富に含まれている栄養素の過剰摂取が原因となっているのです。

青汁を飲みすぎると軟便になる?便秘になる?

青汁を飲みすぎてしまうと、青汁に含まれる食物繊維によって下痢を引き起こしたり、軟便になったり、逆に便秘になってしまったりする可能性があります。

「食物繊維を摂ると便秘が解消される」の間違いでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、青汁を飲みすぎて食物繊維を過剰摂取してしまうと、過剰な食物繊維が胃腸を刺激しすぎてしまうことにより胃痛や下痢、軟便といった症状を引き起こしてしまいます。

特に下痢は胃腸に負担をかけ、腸内環境を悪化させる原因になってしまうため、それによって逆に便秘になってしまうということも考えられるのです。

青汁を飲みすぎるとビタミン過剰症になる?

青汁には美容・美肌効果のあるビタミンも豊富に含まれていますよね。しかし、青汁を飲みすぎてビタミンを過剰摂取してしまえば、副作用が起こる可能性が高まってしまうのです。

ビタミンBやビタミンCなどの水溶性ビタミンは、過剰摂取しても余計な分は尿と一緒に排泄されるのですが、ビタミンAやビタミンD、ビタミンEなどの脂溶性ビタミンは過剰摂取してしまうと頭痛や腹痛、下痢や吐き気といった副作用が起こる可能性があります。

というのも、脂溶性ビタミンは油に溶けやすく水に溶けにくい性質があるため、過剰な分は尿と一緒に排泄されず体内に蓄積されてしまうのです。

青汁を飲みすぎると高カリウム血症を引き起こす?

高血圧や心筋梗塞の予防に効果があるとされているカリウム。

一般的に健康な方であれば、青汁を飲みすぎてカリウムを過剰摂取しても尿と一緒に排泄されるのですが、腎臓が正常に機能していない腎不全の人が青汁の飲みすぎによりカリウムを過剰摂取してしまうと、高カリウム血症という病気を引き起こしてしまうのです。

健康な人の場合、「カリウムを摂り過ぎたら腎臓の機能により尿と一緒に排泄される」という機能が働くのですが、腎不全の場合はその機能が働きません。

つまり、カリウムが体内に蓄積されていくのです。カリウムが蓄積され、体内のカリウム濃度が上昇すると不整脈や心臓麻痺など、命に関わるほど心臓を害してしまう恐れがあるのです。

普通の人からすればカリウムは健康に良い成分なのですが、腎不全の人にとってカリウムは毒なのです。

腎不全など腎臓の機能が低下している方や、腎臓疾患をお持ちの方は、青汁を飲みすぎる前に、必ず医者に相談しましょう。

個人的には、そういった方が青汁を飲むのは絶対におすすめできません。

アメリカで青汁による事件が起こった!?

泣いている赤ちゃん
1956年にアメリカで「ブルーベビー事件」という事件があったのをご存知でしょうか?

この事件は青汁の飲みすぎによるものではないですが、青汁の危険性を知るには十分に衝撃的な事件です。

それも、ほうれん草を原料とした青汁を与えていた赤ちゃんの顔が真っ青になり、次々と死亡したのです。

原因は野菜に多く含まれている”硝酸塩”によるものでした。

硝酸塩が体内で亜硝酸に変換され、その亜硝酸が血液中のヘモグロビンと結合することによって酸素を運ぶ能力が低下し、酸欠になって死亡したということです。

ただ、後の研究により硝酸塩自体にそこまでの危険性があるとは考えられておらず、青汁に加工した際に繁殖した細菌や水質にも問題があるのではないかということが疑われています。

青汁の飲みすぎどころではなく、青汁を飲むこと自体に少なからず危険性がはらんでいるというのは覚えておきたいですね。

青汁は飲みすぎないように!正しく青汁を飲むために気を付けるべき3つのこと

3つの注意点を説明する女性
これまで、青汁の飲みすぎによって起こる副作用や青汁そのもそに少なからず危険性がはらんでいるということをお話ししましたが、青汁は飲みすぎないよう普通に飲んでいれば健康に良い飲み物です。

そこで、正しく青汁を飲むためのポイントを3つお教えします。

  1. 青汁に使用されている原材料はしっかり確認する
  2. できるだけ化学添加物が使用されていない青汁を選ぶ
  3. 1日の摂取目安量を守って飲む

まずは原材料をしっかり確認することです。国産の野菜を使用しているものが理想的です。さらに化学肥料不使用・無農薬といったもであれば品質面から見ても安心・安全ですよね。

野菜の産地が記載されていないものや外国産の野菜を使用した青汁はまず選ばない方が良いでしょう。

また、化学添加物が多く使用されている青汁は避けた方が良いでしょう。

青汁に含まれている野菜だけではありません。化学添加物であれば特に、青汁の飲みすぎによる化学添加物の過剰摂取によって副作用が起こる危険性は高いと言えます。

健康のために青汁を飲むのですから、体に悪い化学添加物が使用されている青汁はできる限り避けましょう。

最後に、1日の摂取目安量を守ることが青汁の飲みすぎを防ぐ上で最も大切です。

青汁そのものに摂取目安量は定められていませんので、飲みすぎないよう、商品ごとに記載されている1日の摂取目安量を守って飲みましょう。

ほとんどの青汁が1日1杯~2杯とされており、1杯に1袋使用する青汁もあれば、1杯に2袋の使用を推奨している青汁もあります。

これらのことから考えても、1日に3杯以上、3袋以上の青汁を飲むのは避けた方がよさそうですね。

普通に飲んでいれば飲みすぎるなんてことはないと思いますが、青汁を飲みすぎないためにも、以上のことに気を付けて青汁を選び、飲むようにしましょう。飲みすぎはダメ!絶対!です。

ただ、青汁の飲みすぎにはこういった危険性が潜んでいるということも覚えておいて下さいね。